山崎佳祐のギター道即人道ブログ

ギター・音楽を中心としたブログです。

演奏が走る時に心がけている事

一定のテンポで弾く事ができずにズレてしまう事、あると思います。特に演奏がもたってしまう(遅くなる)よりも走ってしまう(早くなる)方が比率的に多いのではないでしょうか。

 

その時に私が心がけている事は

 

1.リズムをしっかりとる(聴く)。

これはまず基本ですね。どうしても演奏に集中して周りの音が聴けていない人が陥るパターン。演奏する全ての事(例えば、曲の構成を把握する、弾くべきフレーズをちゃんと覚えておく、など)をしっかり練習して、余裕を持って周りの音が聴けるようになりましょう。

 

2.音を伸ばす。

音価」って聞いた事ありますか?音の価値と書いて音価というんですが、これは音符の持っている音符の長さの事を言います。

例えば、4/4拍子で1拍は4分音符ですが、その数値を100とします(これだと8分は50、16分は25、になりますね)。

 

リズムが走ってしまうのは、この4分音符なら4分音符の100という数値に達していないまま、例えば80や90とかで次の拍に進むから結果どんどん前のめりになってしまい走ってしまうのです。わんこそば競争だとしたら、一杯完食し終わってないのに次のお椀に手をつけるようなもんです。

 

逆説的になりますが、大体の方はリズムが走ってしまうから遅く演奏すれば良い、という考えになりがちです。しかし、本当は上記の事を意識してみる方が結果良い気がします。

 

意識の問題かもしれませんが、私はこの考えの元、練習した結果、あまり走ったり突っ込んだりする事は減りました。と同時により一層、「周りの音」を聴くようになりました。

是非、お試しください。