3音のコードについて
ドミソ、レファラ、等の言葉は聞いた事がある方は多いかと思います。所謂、コード(和音)と言いますが、ドレミ〜と続く音のスタートする音から『一個飛ばし』で重ねたものがコードになります。
私が全くの音楽理論初心者の頃、Cのコードは弾けましたが、どんな音でできているかは知りませんでした。そして「Cはドミソだよ」と知ると「なるほどね。一個飛ばしで音を重ねていくからDはレファラってわけよ!」
と思うわけです。
しかし言葉上、一個飛ばしであっても本当はその音と音の距離というのは違ったりします。
例えば、Cを見てください。
ドからミまで2音、ミからファまで1.5音という距離です。これが『明るい』コード、メジャーコードの距離になります。
では、先程レファラはDだと言いましたが、そのレファラを見てみましょう。
どうですか、レからファまで1.5音、ファからラまで2音、と先程のCと距離が逆になっています。ルートから3度までの距離が半音下がっているので、これは『暗い』コード、マイナーコードの距離になります。
初心者の頃はこの距離が分からず悩んだのですが、一度この距離を覚えてしまえば他のコードでも応用する事ができます。
ちなみにDは
こうなります。Cと同じ距離間になってますよね、♯や♭というのは距離を整えるためにあるもんだと思ってください。
今回は3音のコードについてかなり基礎的な内容ですが説明しました、次回もコードの説明をさらにしています。参考になれば幸いです。