山崎佳祐のギター道即人道ブログ

ギター・音楽を中心としたブログです。

曲を覚えるコツ

「曲がなかなか覚えられなくて…」

とレッスンの時によく生徒さんから聞くセリフです。

なので、覚えるコツを説明します、結構当たり前な事ですが、間違って練習してる方が多いです。

 

【部分ごとに覚える】

例えば、Aメロ、Bメロ、とかです。一気に覚えようとすると辛いので部分ごとに覚えて繋げていきましょう。

その時、『連結部分(Aメロの終わりからBメロに繋がる箇所など)』を意識すると、あれ次なんだっけ?ってなりにくくなりますよ。

 

【音源を流しながら練習すると覚えた気になる】

音源は所謂、ガイドのようなものになってしまいます。歌だったり他の楽器のフレーズを頼りにして覚えているかと思いますが、実際にバンドで演奏すると、全く同じにはなりません。例えば他の演奏メンバーがミスったら違うフレーズを演奏しようものなら、あれなんだっけ?ってなる可能性が高くなります。

 

あと、弾けた気にもなってしまいがちになります。

こういう事ありませんか、音源に合わせて歌っていたら「あれ、俺(私)って歌上手いんじゃね?」と。アカペラで聴いてみると全然そうでもない可能性があります、ギターも同じです。

 

【譜面をなるべく見ない】

暗譜しなければいけない場合は特にそうですが、譜面はカンペのようなものになってしまうとついついそれに甘えてしまいます。視覚で覚えるのも時に重要な時もありますが(譜面を一つの絵として記憶する等)、まずは譜面なしで考えながら弾いて覚えていきましょう。

 

 

メトロノームを使って練習する】

先程の対処法ですが、ある程度曲を覚えたら、『メトロノーム』を使って一曲通して練習してみましょう。

これで完走できたら、覚えている証拠になります。音源を流しながらのサポートを受けずにAメロは何小節でここをこう弾いて…とか考えて弾く事がより意識されます。曲が脳内再生されている状態になると良いです。

 

ちなみに、音源を流しながらの練習は楽しい部分もあります。特に人前で演奏しない自分で楽しむだけの人なら音源を流しながらの練習でもいいかもしれませんが、絶対曲を覚えなければ!という人は上記の方法でまず練習して、仕上げとして音源を流しながら弾いてみると良いかと思います。参考になれば幸いです。