調号の順番
調号の説明の続きになりますが
【#】ファドソレラミシ(FCGDAEB)
【♭】シミラレソドファ(BEADGCF)
という順番に記号が付いていきます。#と♭だと逆に付いていくので、どちらかを覚えていれば思い出す事はできます。呪文のように唱えて覚えましょう。
あと、よくレッスンで#や♭を混合して使うのはアリなのか、という事を聞かれますがこれはやめた方がいい気がします。
例えば、#×1はkey=Gになりますが、ここでの記号はF#のみです。この中でF#の音をG♭とは呼ばないでしょう。所謂、異語同音といいますがこのkey(世界観)はあくまで#の世界なので、そこは統一して表しましょう。
♭の場合も同じです。統一されている方が理解しやすく見栄えも良いですよね。
このように#や♭は混合して使わない、という事になります。異語同音もこの際しっかり覚えておきましょう。
C#(D♭)、D#(E♭)、E#(F)、F#(G♭)、G#(A♭)、A#(B♭)、B#(C)、C♭(B)、F♭(E)
あまり使う事のないものもありますが、主にC#(D♭)、D#(E♭)、F#(G♭)、G#(A♭)、A#(B♭)、
の5つは見かける事は多いかと思うので、しっかりと覚えておきましょう。