他の楽器のフレーズをコピーしてみる
ギターのアドリブソロを練習する時にオススメな練習方法はたくさんありますが、今回はその中で1つ、オススメな方法を紹介します。
ギターでアドリブソロを弾く時、よく陥りがちなのが『音数が多くなる』という事です。勿論、盛り上がる時は音が多くても良いですが、ずっとだと聴いてる方が疲れてしまいます。
そこで、心がけてほしいのが『休符を挟む』という事です。
人間、息継ぎなしにずっと喋っていると酸欠状態になって辛くなると思います。ギターは息継ぎがないので延々と指が疲れるまでは音を出し続ける事ができるのです。これは良くもあり悪くもあり、といったところでしょう。
例えば、管楽器なんかは絶対に息継ぎしないと吹き続ける事は難しいです、めちゃくちゃ肺活量があってもやはり困難です。
つまり、途中途中に息継ぎがある事でメロディーの緩急が付き、歌心があるような特徴になるのです。勿論、歌も息継ぎしないとずっとは歌えませんよね?
僕はサックスの音色が好きなので、滑らかで艶のあるトーンをギターで弾けないかと思いコピーしていましたが、途中で譜割を研究し始めたところ、メロディアスに聴こえる要因として休符が活かされている事に気付きました。
そこからは気に入ったフレーズをより注目して聴くようになり、コピーしました。
本田雅人さんやデヴィッド・サンボーンさんとか好きなプレイヤーを見つけてコピーして、譜面におこしてみると尚更良し。これはギターをコピーする時にも同様、勿論オススメです。
たまには他の楽器の音に注目してみてはどうでしょうか。