山崎佳祐のギター道即人道ブログ

ギター・音楽を中心としたブログです。

メトロノームを使って8分裏を鳴らす方法

リズムには表と裏があります。

 

例えば、

イ(チ)、ニ(イ)、サ(ン)、シ(イ)

と捉えるのは表で

 

(イ)チ、(ニ)イ、(サ)ン、(シ)イ

と捉えるのは裏になります。

 

基本的にメトロノームを鳴らす時は表に音が鳴っているので合わせやすいのですが、テンポによってはズレが生じます。

しかし、この裏にメトロノームが鳴っている状態だと(こちらの方が一般的に難しいです)、今まで意識をあまりしなかった表を意識をしないと演奏自体が難しい事になります。裏が強調されている状態で更に表を意識する、これで表裏のバランスが取れるのではないかと思っています。

表ばかりでリズムを取って前のめりになって走りがちなリズムを裏と言う名の手綱が抑制する…みたいな感じです。

 

 

【どう言う事かというと】

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これを

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こういう風にします。

 

まず、

イチ、ニイ、サン、シイ…と4分音符の表でメトロノームを鳴らしつつ、それを途中から

イチ、ニイ、サン、シイチ、ニイ、サン、シイ…と4拍目の裏で本来ならシ『イ』と言う所を『イ』の代わりにイチの『イ』を持ってきます。

そうすると、イ『チ』、ニ『イ』、サ『ン』、シ『イ』…の所にメトロノームがカチと鳴るようになります。これで8分裏で鳴らすのは完成です。

 

あとは、表で鳴るように戻らないように意識しながら練習してみましょう。最初のうちは気付いたら表で鳴っている状態に戻りがちです。コードストロークでも曲全体の練習でも大丈夫です。まずはしっかりと体に裏を体感できるようにしましょう!参考になれば幸いです。