山崎佳祐のギター道即人道ブログ

ギター・音楽を中心としたブログです。

ロクリアンスケールについて

今回でダイアトニックスケールのマイナー系の最後の説明になります。ちなみにエオリアンスケールナチュラルマイナースケールと同じですので割愛させて頂きます。

今回はロクリアンスケールです。

 

【長2度と完全5度を半音下げる】

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ロクリアンスケールはメジャーのダイアトニックスケールの7番目の音からスタートしたスケールです。keyがCの時は対応するコードはBm7♭5(Ⅶm7♭5)になります。

 

ナチュラルマイナースケール(エオリアンスケール)と見比べると2度と5度を半音下げるとロクリアンスケールになります。前回説明したフリジアンスケールと見比べると、更に5度を半音下げるとロクリアンスケールになります。

結果、この短2度と減5度の音がロクリアンスケールの特徴になります。フリジアンスケールの時に感じた民族的な響きと5度が半音下がる事によってルートからのトライトーンが形成されるのでとても不協和に聴こえると思います。

 

とりあえず今回でダイアトニックスケールのマイナー系のスケールの説明は以上です。マイナースケールを以前説明した流れからまずはマイナー系から説明しました。次回はメジャー系のスケールの説明をしていきます。参考になれば幸いです。