ドリアンスケールについて

ダイアトニックスケールについて前回説明しましたが、これからそれら7つのスケールを説明していきます。

【マイナー系】

このドリアンスケールはメジャー系マイナー系の大きく分けて2つに分けるとマイナー系に属します。

なので、マイナー系の代表格であるナチュラルマイナースケール（エオリアンスケール）を軸にして覚えます。

【短6度が半音上がって長7度になる】

ドリアンスケールはメジャーのダイアトニックスケールの2番目の音からスタートしたスケールです。keyがCの時は対応するコードはDm7（Ⅱm7）になります。

見比べてみると分かると思いますが、ドリアンスケールはナチュラルマイナースケールだと短6度だった音が半音上がって長6度になっているだけです。たったこの1音だけですが、ナチュラルマイナースケールのちょっと野暮ったい感じから洗練された感が出ます。あくまで個人的なイメージです。

つまりドリアンスケールの特徴音はこの長6度（テンションで言うと13thとも言います）が特徴音になりますので、この音をしっかり活かして弾いてみましょう。参考になれば幸いです。