メジャーのダイアトニックコードについて、その1
コードの説明が続きましたが、今回はメジャーのダイアトニックコードについて説明していきます。
ダイアトニックコードとは、簡単に言うと、あるスケール内の音を一個飛ばしで重ねてできた7つのコードの事です。
説明する際に1番使われるkey=Cで説明(♯も♭も付かないから説明し易い)していきましょう。
【3和音】
以前、コードの説明の際に音を一個飛ばしで重ねていっても実際の中身の距離は異なる、と説明しましたのでそれも今一度思い出してみてください。
ルートから長3度までは2音、ルートから短3度までは1.5音の距離になります。
【4和音】
7度目の音が加わった和音ですね。
下に書いてあるローマ数字で覚えておくと、例えばkeyを変えたとしても体系化して覚える事ができます。度数でも同じ事が言えます。
ちなみに3和音と4和音の使い分けは正直、人によって、曲の雰囲気等によって自然と使い分けてる部分が多いので使い分けの定義はありません。
ただ、和音の数がバラバラになると所謂ヴォイシングがガタガタになって聴こえが悪くなる可能性もあるので、そこは臨機応変に、というところでしょうか。
今回はこの辺にします、基本はこれなのでしっかり覚えておきましょう。
参考になれば幸いです。